制作について
私はエンカウスティークという古典技法を扱っています。
この技法は溶かした蜜蝋に顔料を加え、絵の具として画面に固着させて描写していくものです。エンカウスティークの絵の具は熱によって状態が変化します。画面上で冷えて固着すると、堅牢な画面のようにみえます。しかし、熱を加えると再び融解し、隣同士の絵の具の境界が混合して流れ落ちたような表情になります。
形は決めず、筆を動かした跡と熱で溶かした際に生まれる偶然性のある表情からモチーフを決めたり形作る方法をとっています。行き当たりばったりとも言いますが、私にとって心地の良い画面を画材の特徴に助けられながら制作しています。
霊性のこもったものを美しいと思うため、天使やアンティーク、鳥や動物を描くことが多いです。この世の誰かのためだけのお守りのように、そばに置いていたいと思ってもらえるような作品を作りたいと日々製作しています。
略歴
Topi
1997年岐阜生まれ
2020年 金沢美術工芸大学美術科油画専攻卒業
2022年 同大学大学院修士課程絵画専攻油画コース修了
展示歴
2016年
金沢美大開学 70 周年記念「The BYOBU 展」金沢 21 世紀美術館・金沢
2018年
ぎふ美術展洋画部門 入選 岐阜県美術館・岐阜
個展「ねぼけまなこ」旧メロメロポッチ・金沢
2019年
3 人展「小確幸」 石引アートベース・金沢
グループ展「KANABI 展」 galleryTK2 ・日本橋
2021年
2 人展「溶けあう視点」 cafe&gallery musée ・金沢
グループ展「ututu」cafe&gallery musée ・金沢
2022年
個展「舟を漕ぐ」 gallery日色・金沢
2人展「Lint of Life」light house gallery・東京
グループ展「新緑の頃の絵画展」gallery トネリコ・金沢
グループ展「Gakubuchi SDGs Project」ひいなactionギャラリー・金沢
2023年
グループ展「新緑の頃の絵画展」galleryトネリコ・金沢
3人展「それぞれの景色」百貨店 金沢エムザ5階美術サロン・金沢
個展「To Y Light」gallery 日色・金沢
2024年
グループ展「おぼろめく光の少年」カフェギャラリーきのね・大阪
グループ展「文学とアートの出逢い−装幀画展−」
Café & Gallery musée・金沢、枝香庵・銀座
個展「ほしとひかりと」よふ葉・金沢
グループ展「絵画の徴2024-金沢美術工芸大学を経由する-」JR名古屋高島屋美術画廊
2025年
個展「たましいのあるところ」gallery日色・金沢
北國街道アートプロジェクト 『 ジャムと人 』 ・石川
グループ展「文学とアートの出会い-装丁画展-」
Café & Gallery musée・金沢、枝香庵・銀座